
PDLC調光フィルムは、スイッチ操作によってガラスを透明・不透明に切り替えられる機能性フィルムです。
オフィスや医療機関、商業空間などを中心に、プライバシー対策と意匠性を両立できる建材として採用されています。
調光フィルムは白が主流と思われがちですが、グレーという選択肢もあります。このコラムでは、ホワイトとグレーの違いや、それぞれの見え方・選び方について分かりやすく解説します。
目次
調光フィルムの色について、よくある疑問
調光フィルムというと、白色のイメージを持たれる方が多いかもしれません。
実際に、医療機関やオフィスなどでは白の調光フィルムが多く採用されており、清潔感や明るさを重視する空間で選ばれるケースが多いため、「調光フィルム=白」という印象が定着していると考えられます。
ビーキャットではホワイトとグレーの2種類をご用意しております。空間の用途やデザイン意図に合わせて選択いただいています。
実際には、落ち着いた印象やデザイン性を重視して、白以外の色味を検討されるケースも少なくありません。
重要なのは、「一般的に見かける色」ではなく、透明時・不透明時の見え方や空間のデザインに合わせて色を選ぶことです。

■実績として多く選ばれているのはホワイト
施工実績として多く採用されているのはホワイトです。
その理由としては、
- ・医療機関やオフィスなど、清潔感を重視する空間が多い
- ・透明状態(電源ON)にした際、ガラス本来の見え方に近い
などが挙げられます。
■ホワイトの透明時の色味について
ホワイトタイプの調光フィルムは、透明状態(電源ON)にした際、ガラス本来の見え方に近く、オフィスや医療施設など、ガラスのクリア感を重視したい空間で多く選ばれています。
そのため、
- 「透明時にはできるだけ色を感じさせたくない」
- 「通常のガラスに近い見え方を保ちたい」
- 「部屋の明るさを重視したい」
といったご要望がある場合には、ホワイトが検討されるケースが多く見られます。
一方で、空間のテイストや設計意図によっては、ホワイト以外を検討されるケースもあります。
調光フィルムKasmyのカラーラインナップ
| ホワイト | グレー | |
|---|---|---|
| 透明時 | ガラスに近い見え方 | グレーの色味が残る |
| 印象 | 明るい・すっきり | 落ち着いた・シック |
| 向いている空間 | 医療機関・オフィスなど | デザイン性を重視する空間など |
■Kasmyホワイトの特徴
Kasmyホワイトは、不透明時に白くなり、視線をやわらかく遮るのが特長です。
- ・医療機関・歯科医院・美容クリニック
- ・オフィスの会議室・応接室
- ・明るさを保ちたい空間
といった用途で多く採用されています。
透明時はガラスに近い見え方になり、空間の抜け感を損ないにくいため、「普段は開放的に、必要な時だけ目隠ししたい」という使い方に適しています。
■Kasmyグレーの特徴
Kasmyグレーは、落ち着いたトーンが特長の調光フィルムです。
不透明時はホワイトよりもやや締まった印象になり、透明時にも完全な無色透明にはならず、カーフィルムを貼ったガラスのように、グレーの色味が残ります。
このため、
- ・シックな内装
- ・高級感を意識した空間
- ・ガラスの存在感を抑えたいケース
などで選ばれることがあります。

左:ライトグレー(透明時) 右:ホワイト(透明時)
「黒が欲しい」というご相談について
■実際には「白以外を検討したい」というご要望が多い
お問い合わせの中には、「黒っぽい調光フィルムはありますか?」というご相談をいただくことがあります。
ただし、多くの場合は明確に“黒”を指定しているというよりも、「白以外の選択肢があるか知りたい」というニュアンスでのご相談です。
背景としては、
- 内装トーンに白が合わない
- ガラスの反射や透過時の印象が気になる
- 落ち着いた雰囲気にしたい
といった設計・デザイン上の理由が挙げられます。
■グレーという選択肢
Kasmyでは、機能性と意匠性のバランスを考慮した結果、ホワイトとグレーの2色展開としています。
「黒が欲しい」というご相談に対しては、グレーの実物を確認いただいた上で検討されるケースが多くなっています。
グレー調光フィルムの施工事例について
グレーの調光フィルムは、
- ・デザイン性を重視したオフィス
- ・カウンセリングルーム
- ・応接室・役員室
などで採用されることがあります。
グレーの調光フィルムは、白とは異なる落ち着いた印象を演出したい空間で採用されています。
実際の施工事例を見ることで、写真だけでは分かりにくい「透明時・不透明時の印象」を具体的にイメージしやすくなります。
※グレー調光フィルムの施工事例はこちらをご参照ください。

色選びで後悔しないためのポイント
■写真だけで判断しないことが大切
調光フィルムの色味は、
- ・昼光・照明条件
- ・背景の壁材や床材
- ・ガラスの種類
によって印象が変わります。
Web上の写真やカタログだけでは、実際の見え方を判断しにくいのが実情です。
■無料サンプル貸出の活用
Kasmyでは、透過時・不透明時の色味を確認できる無料サンプル貸出サービスを行っています。
- ・実際の色味
- ・透過時の印象
- ・空間との相性
を事前に確認することで、導入後のイメージ違いを防ぎやすくなります。
※無料サンプル貸出の詳細については、こちらのコラムもご参照ください。
調光フィルムは「色」も含めて検討する建材
調光フィルムは、単なる目隠しではなく、空間の印象そのものに影響する建築素材です。
- ・明るさを重視するか
- ・落ち着きを優先するか
- ・ガラスの存在感をどう扱うか
といった点を踏まえ、色も含めて検討することで、より納得感のある空間づくりにつながります。
まとめ
- ・実績として多いのはホワイトだが、グレーという選択肢もある
- ・実物サンプルでの確認が重要
- ・ホワイトは明るくガラスに近い見え方、グレーは落ち着いた印象に仕上げやすい
調光フィルムの色選びで迷われている方は、ぜひサンプルや施工事例を参考にしながら検討してみてください。
お問い合わせ・ご相談について
ビーキャットでは、調光フィルムKasmyの販売から施工まで一貫して対応しています。
色選びのご相談、サンプル貸出、設置環境に応じたご提案など、お気軽に sales@bcast.jp までお問い合わせください。