瞬間調光フィルムとは?仕組みや費用、活用事例まで詳しく解説

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オフィスの会議室や応接室では、「普段は開放的に見せたいが、必要なときだけ視線を遮りたい」という場面が多くあります。そこで近年注目されているのが、電気のオン・オフだけで透明と不透明を瞬時に切り替えられる瞬間調光フィルムです。

ガラスそのものを交換する必要がなく、室内ガラスに貼るだけでスマートな調光ガラスにアップグレードできるため、多くの企業で採用が進んでいます。

本記事では、仕組み・メリット・活用シーン・費用・導入ポイントまで網羅的に解説し、導入を検討する企業が失敗しないための情報をわかりやすく紹介します。

 

調光フィルムを導入したい方はこちらからお問い合わせください

 

瞬間調光フィルムとは

調光ガラス

瞬間調光フィルムとは、電気のオン・オフによって、ガラスの透明と不透明を瞬時に切り替えられる特殊フィルムを指します。近年はオフィス・医療施設・商業施設などでのプライバシー確保やデザイン性向上のための導入が拡大しています。

 

「スイッチを押すだけで一瞬で曇るガラス」としてニュースなどで取り上げられることもあり、一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

瞬間調光フィルムの技術が有名になったきっかけとして、2020年8月に日本財団が発表したプロジェクト「THE TOKYO TOILET」の透明トイレが挙げられます。利用者が中に入るとガラスが不透明に切り替わる仕組みが採用され、瞬間調光フィルムの安全性・技術性が一気に注目されました。

参考:THE TOKYO TOILET/代々木深町小公園トイレ

 

まずは、瞬間調光フィルムの使い方と仕組みについて見ていきましょう。

 

■ 瞬間調光フィルムの仕組み

瞬間調光フィルムは、液晶の技術を利用した「PDLC方式」が一般的です。

電源オフの状態では液晶分子がバラバラに散らばるため光が乱反射し、ガラス全体が白く不透明になります。一方で電源オンにすると液晶分子が一定方向に整列し、光を通すことで透明な状態になります。

このように、電気刺激により分子の配列をコントロールすることで、0.1秒レベルのスピードで透明と不透明を切り替えることができます。

 

ガラス自体を交換する必要はなく、室内ガラスの上にフィルムを貼り付けるだけで高い調光性能を実現できる点も特徴です。

 

■ 瞬間調光フィルムの使い方

瞬間調光フィルムは、室内ガラスやパーテーションに貼り付け、電源ユニットとスイッチを接続するだけで使用できます。

操作方法は非常にシンプルで、壁スイッチ・リモコンでワンタッチ操作をするだけです。

 

オフィスの会議室で「外から見えないようにしたい時だけ不透明にする」「普段は透明で開放感を保ちたい」といった柔軟な使い分けができますまた、プロジェクター投影用スクリーンとしても使えるため、空間の多用途化にも効果的です。

 

瞬間調光フィルムの便利なポイント

瞬間調光フィルムは、オフィス空間のプライバシー確保・省スペース化・デザイン性向上を一度に実現できる点が大きな魅力です。従来のブラインドやロールスクリーンのように可動部品がなく、ガラスに貼り付けるだけで使えるため見た目も非常にスマート。さらに、複雑な制御も不要で、電気のオン・オフだけで透明・不透明を瞬時に変更できるため、会議室や応接室の空間運用がより柔軟になります。

 

ここでは、瞬間調光フィルムが役立つ「3つの便利ポイント」を紹介します。

 

■ 1秒以下で瞬時に透明・不透明を切り替えられる

瞬間調光フィルムの大きな特徴が、1秒以下の高速スイッチングです。

例えば、来客時に不透明へ切り替えたり、開放感を出したいときは透明に切り替えたりと、スマートな動作で調光できます。ガラスがゆっくり曇るのではなく「瞬時に変化する」ため、印象の向上にもつながります。

 

■ パーテーションやブラインドよりも省スペース

瞬間調光フィルムはガラス面に直接貼るだけなので、ブラインドやロールスクリーンのような可動部品・収納スペースが不要です。

室内レイアウトの自由度が高まり、デザインもすっきり統一できます。狭い部屋や通路でも圧迫感なく使えるため、限られたスペースを最大限に活用したい場合に適した選択肢です。

また、ブラインドによくある「埃がたまる」「掃除が面倒」というデメリットも、瞬間調光フィルムに変更することで改善できます。

 

■ どんな形状のガラスにも設置可能

瞬間調光フィルムは、四角いガラスだけでなく特殊な形状のガラスにも施工可能です。室内の仕切りガラスであれば幅広く対応できます。

デザイン性の高い形状の室内ガラスにブラインドやロールスクリーンを取り付けるのは困難ですが、瞬間調光フィルムであればスマートに解決できます。

 

瞬間調光フィルムの活用シーン

瞬間調光フィルムは、オン・オフだけで透明・不透明を切り替えられる利便性から、オフィス・医療機関・商業施設・工場など幅広い業種で採用が進んでいます。個室化やプライバシー確保をしながら空間の開放感も保てるため、従来のブラインドやカーテンでは実現しにくかった「視線コントロール」と「デザイン性」を両立できます。

 

ここでは、企業で特に利用が増えている代表的な4つの活用シーンを紹介します。

 

■ オフィス

オフィスでは、会議室・応接室・役員室などでの導入が一般的です。

透明にして開放感のある空間にしたい時、不透明にして情報セキュリティを確保したい時をワンタッチで切り替えでき、利用頻度の高い会議室の運用効率が向上します。

 

また、「会議室のガラスが不透明になっている時は使用中」といったサインとして周知できる点も大きな魅力です。オフィスに必要な利便性と、スマートな空間作りの両立を実現します。

 

■ 医療機関・クリニック

医療現場では診察室・処置室・カウンセリングルームなど、患者のプライバシー確保が求められる場所に適しています。

不透明状態で視線を遮りながらも、ブラインドに比べて埃が溜まりにくく、衛生管理がしやすい点も医療機関で選ばれる理由の一つです。病院の落ち着いた空間づくりにも貢献します。

 

■ 店舗・商業施設・ホテル

商業施設では、ショーウィンドウ・商品展示・ホテルのレストラン・結婚式場などで活用されています。

普段は透明で店内のデザインを魅せつつ、必要に応じて不透明にしてプライバシーを確保するなど、演出効果と快適性の両立が可能です。ホテルでは高級感の演出として採用が増えています。

 

■ 工場・行政機関

工場や行政機関では、施設見学などの訪問者に対して「見せる部分・見せない部分」をコントロールするため、瞬間調光フィルムが活用されています。

例えば、製造ライン周辺やサーバールーム・制御室・クリーンルームなどの室内ガラスに瞬間調光フィルムが採用されています。

 

機密情報を取り扱っている部屋では、平常時は不透明にしてプライバシーを保護し、必要な場面のみ透明化することで、セキュリティレベルを維持しながら運用確認や案内が可能です。

製造ノウハウや設備構成など、訪問者に見せるべきではない情報を守りつつ、公開が必要なタイミングだけをコントロールできる点が評価されています。

 

その他の瞬間調光フィルムの活用事例を知りたい方はこちらのページをご覧ください。

 

オフィスに瞬間調光フィルムがおすすめな理由

室内ガラス オフィス

先述した「瞬間調光フィルムの活用シーン」の中でも、特に人気が高いのがオフィスです。

オフィスにおいて、瞬間調光フィルムが高く評価されている理由として、以下の3つが挙げられます。

・プライバシー確保

・スマートな印象

・プロジェクター投影などの機能性

 

一つずつ、詳しく紹介します。

 

■ プライバシー確保

会議中や重要な打ち合わせの際、外からの視線を完全に遮断できるのが瞬間調光フィルムの最大の特徴です。

電気オフで不透明になり、内部の様子が見えなくなるため、情報漏えい対策にも効果的でしょう。必要なときだけ不透明にし、普段は透明で開放感を保てるため、常設のブラインドより柔軟な運用が可能です。

 

■ スマートな印象

スイッチひとつで瞬時に透明/不透明を切り替えられるため、来客対応や会議前後の動作がとてもスムーズな点も人気のポイントです。

調光のスピードも1秒以下で、ガラスが一瞬で変化する様子は非常にスマートで洗練された印象を与えます。オフィスのブランディングや空間演出として採用する企業も増えています。

 

実際に瞬間調光フィルムでスタイリッシュな空間を演出しているオフィスの例は、以下のページで紹介しています。

調光フィルムKasmyによるスタイリッシュなオフィス空間設計と視線制御

 

■ プロジェクター投影などの機能性

瞬間調光フィルムは、プライバシー用途だけでなく高い機能性を併せ持っています。

不透明時はスクリーンとして使用できるため、ガラスをそのままプロジェクター投影面として活用可能ですプロジェクター使用時にいちいちロールスクリーンを下げるといった動作が不要になるため、利便性が高くスムーズにプレゼンテーションを始められます。

単なる「目隠し」ではなく、オフィスで役立つ機能性も備えているのが大きな魅力です。

プロジェクター投影については、以下の記事で詳しく紹介しています。

調光フィルムはプロジェクタースクリーンとして使える?Kasmyで映像演出を行う際の輝度と活用ポイント

 

瞬間調光フィルムを導入するには?

瞬間調光フィルムを導入する際は、施工技術・製品品質・電気配線の知識が求められるため、専門業者への依頼が必須です。

なかでも「ビーキャット(B-cast)」は、調光フィルム施工の分野で豊富な実績を持つ専門企業です。フィルム選定から施工、配線・調整、アフターサポートまでワンストップで対応できるため、企業側の手間がほとんどかかりません。

 

ビーキャットは、調光フィルムのプロフェッショナルとして高い技術力と施工品質を持っています。複雑なガラス形状への貼り付けや、室内の意匠を損なわない隠蔽配線など、オフィス導入で求められる細かな仕上がりにも対応できます。

 

初めての導入でも、ビーキャットなら相談から施工まで完全サポートでスムーズに進められます。

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瞬間調光フィルムの施工にかかる費用

瞬間調光フィルムの導入費用は、ガラスのサイズ・形状・施工場所・配線経路によって大きく変動するため、一概にいくらとは言えません。一般的には「フィルム代」だけでなく、施工に必要な周辺工事費や電気配線の追加費用が発生する点を理解しておく必要があります。

 

具体的には、

 

・電極加工費… フィルムを電気制御するための加工

・専用回路ゼロクロス費… 調光制御を安定させる部品

・調光フィルム施工費… 貼り付け・調整などの作業費

・二次側電気工事費… スイッチ・電源ユニットとの配線工事

・専用梱包費… 特殊なフィルムのため専用梱包で輸送

 

といった複数の費用項目が発生します。

 

そのため、正確な見積もりを取るには、現場ガラスの採寸・設置環境の確認が必須です。

企業の場合、会議室の配線隠蔽やガラス形状の複雑さにより費用が変動しやすいため、施工実績の多いビーキャットへご相談ください。

 

瞬間調光フィルムに関するよくある質問

瞬間調光フィルムは便利で高機能な製品ですが、導入前には「施工は難しくない?」「電気代は高くない?」など、さまざまな疑問を持つ企業が多くあります。

 

ここでは、特に相談が多い3つの質問に回答します。導入前の不安解消に役立ててください。

 

■ フィルムを買ってDIYで施工できる?

瞬間調光フィルムを個人で購入し、DIYで貼り付けること自体は不可能ではありませんが、電極加工・配線処理の取り扱いなど専門知識が必要な工程が多いためおすすめできません。

とくにオフィスのガラスパーテーションは大型で高所作業も伴うため、仕上がりの精度や安全性を考えると専門業者へ依頼するのが一般的です。誤施工によるフィルム不具合が起きた場合、思わぬトラブルにつながる可能性もあります。

 

■ 電気代はどれくらいかかる?

瞬間調光フィルムの消費電力は5W/㎡前後と非常に低く、広い会議室で使っても電気代への影響はごくわずかです。

電源ONで透明、OFFで不透明という特性があるため、プライバシー確保が必要ない時間帯は不透明のまま電源を切っておくなど、運用次第でさらに節電が可能です。

 

■ 家電のような保証期間はある?

メーカーによっては保証が付かないケースもありますが、ビーキャットでは1年間の保証期間を設けています。施工後の初期不良や接続部分のトラブルにも対応可能なため、企業での導入でも安心です。

施工から電気工事まで一貫対応しているため、問題発生時のサポートがスムーズなのも特徴です。

 

ビーキャットTOP

ビーキャット公式サイト

 

瞬間調光フィルムを安心して導入するなら、専門施工に強みを持つビーキャットにご相談ください。

 

ビーキャットは調光フィルムの選定から施工、電気工事、アフターフォローまでをワンストップで提供できるため、企業側の手間を最小限に抑えられます。高い技術力を持つ施工スタッフが在籍しており、複雑なガラス形状・大型パーテーションへの施工も高い仕上がり品質で対応します。その技術力は、テレビドラマなどの美術協力といった事例にも裏付けされています。

 

オフィスの会議室・応接室・診療室など、さまざまな環境に合わせて最適なプランを提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。

 

ビーキャットへのお問い合わせはこちらから

 

最後に、ビーキャットの主力製品「Kasmy(カスミー)」を実際に導入いただいた企業の事例を紹介いたします。

「Kasmy」の施工事例

Kasmy事例

某社では、社長室に「調光フィルムKasmy 貼るタイプ(ホワイト)」を採用いただきました。

もともと電動ブラインドを設置していたガラス間仕切りを撤去し、新設したガラス間仕切りに調光フィルムを貼り付ける形で導入していただいた事例です。

 

従来のブラインドから調光フィルムに変えたことによって、より一層スッキリとしたオフィス空間に仕上がりました。

同社では、無線ワイヤレススイッチも併せて導入いただき、より便利かつスマートにご利用いただいております。

 

その他の事例は以下のページでご覧いただけます。

調光フィルム施工事例_ビーキャット

 

まとめ

瞬間調光フィルムは、プライバシー確保・省スペース化・デザイン性向上・多用途利用を実現できる高機能なソリューションです。電気制御によって一瞬で透明・不透明を切り替えられるため、オフィス、医療機関、商業施設、工場など幅広い現場で活用されています。費用はガラス形状や配線工事の有無により変動しますが、専門業者へ相談することで最適なプランを提案いたします。

 

とくに施工実績が豊富なビーキャットなら、フィルム選定から施工、電気工事、アフターサポートまでワンストップで対応可能。美しい仕上がりと安定した調光性能により、導入後も安心して使い続けられます。オフィスの機能性と快適性を高めたい企業は、ぜひビーキャットまでご相談ください。

 

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