調光フィルムの施工方法|先貼り施工と後貼り施工の違いをわかりやすく解説

column

調光フィルム先貼り後貼り

調光フィルムについてお問い合わせをいただく際、よくいただく質問があります。

・既設ガラスにも施工できるのか
・新設ガラスの場合の施工方法は?
・先貼りと後貼りは何が違うのか

実は調光フィルムには

「先貼り施工」
「後貼り施工」

という2つの施工方法があります。

ガラスの状態や施工タイミングによって適した施工方法が異なり、設計段階で理解しておくことで、仕上がりやコストを最適化することができます。

本記事では、調光フィルムの施工方法の違いと設置に関する方法をわかりやすく解説します。

 

調光フィルムの施工方法は大きく2種類

 

調光フィルムの施工方法は、大きく分けて次の2種類があります。

・先貼り施工

・後貼り施工

主な違いは以下の3点です。

・ガラスの状態(新設ガラスか既設ガラスか)

・電極部分の納め方

・施工のタイミング

簡単に整理すると以下のようになります。

施工方法 ガラス 特徴
先貼り施工 新設ガラス 電極がサッシ内に収まる
後貼り施工 既設ガラス 既存ガラスに施工

それぞれの施工方法について詳しく見ていきます。

 

後貼り施工(既設ガラスへの施工)

既設のガラスに調光フィルムを施工する場合は、後貼り施工になります。

オフィス改修やテナント工事などの際、すでに設置されているガラスパーテーションに施工するケースで多く採用される方法です。

■既設ガラスへの施工方法

既設ガラスの場合は、まず現地調査を行いガラス寸法を実測します。

Kasmyは1mm単位の受注生産のため、ガラスサイズを計測したうえで最適なフィルムサイズを算出して製作します。

ガラス寸法をそのまま使用するのではなく、電極位置やクリアランスを考慮した寸法で製作するため、施工後の納まりや仕上がり精度を保つことができます。

■ガラスの傷について

既設ガラスの場合、ガラス表面に傷があると、その部分がフィルムに密着せず浮きや気泡の原因になる場合があります。

そのため施工前には、ガラスの状態を確認することが重要です。

■電極部分の処理

調光フィルムは電気を流すことで透明・不透明を切り替えるため、フィルムの端部には電極部分があります。

既設ガラスの場合、この電極部分がガラス外側に露出する形になります。

そのため施工時には、電極部分を隠すための目隠しアングルを設置します。

■目隠しアングルについて

目隠しアングルは、電極や配線部分を隠すための専用部材です。

ガラス寸法に合わせてぴったりと納めることで、見た目を整えながら安全性も確保します。

ビーキャットでは既設ガラスへの施工実績も多く、高い施工技術により美しく仕上げることが可能です。

 

先貼り施工(新設ガラスへの施工)

新設ガラスの場合は、先貼り施工が可能です。これはガラスが設置される前に調光フィルムを貼り付けておく施工方法です。

先貼り施工では、ガラス施工業者と相番(同時作業)で施工するケースが一般的です。
ガラスが建て込まれる前のタイミングで調光フィルムを貼り、その後ガラスをサッシへ納めます。

■新設ガラスの場合の施工方法

先貼り施工では、ガラス施工業者と相番作業となるケースが一般的です。

ガラスが建て込まれる前にフィルムを施工し、その後ガラスをサッシに納めます。

■電極をサッシ内に納める

先貼り施工の大きな特徴は、フィルムの電極部分をサッシ内部に納められることです。

これにより、後貼り施工のように目隠しアングルを設置する必要がなくなります。

■仕上がりがすっきりする

電極や配線が外部から見えないため、仕上がりが非常にすっきりします。

デザイン性を重視するオフィスや商業空間では、先貼り施工が選ばれるケースが多くなっています。

 

先貼り施工と後貼り施工の違い

項目 先貼り施工 後貼り施工
ガラス 新設ガラス 既設ガラス
電極処理 サッシ内に納まる 外部露出
見た目 すっきり仕上がる アングル処理
コスト 比較的抑えやすい やや高くなる場合あり
施工タイミング ガラス施工前 ガラス設置後

それぞれの施工方法がおすすめのケース

■先貼り施工がおすすめのケース

・新築工事

・ガラスを新設する場合

・デザイン性を重視したい

・コストを抑えたい

新規ガラスの場合は、工期に余裕があれば先貼り施工がおすすめです。

電極をサッシ内に納めることができるため、見た目もすっきり仕上がります。

■後貼り施工がおすすめのケース

・既存オフィスの改修

・既設ガラスパーテーション

・テナント入居工事

・リニューアル工事

既存ガラスに調光機能を追加したい場合には、後貼り施工が適しています。

 

調光フィルム施工で注意すべきポイント

■電源の確保

調光フィルムは電気で透明・不透明を切り替えるため、ガラス付近に100V電源が必要です。

天井裏や近傍の電源から分岐するケースが一般的です。

■施工スケジュール

Kasmyは受注生産のため、製作から施工完了までの目安は約3週間です。

新築案件で先貼り施工を希望する場合は、余裕を持ったスケジュールをおすすめします。

 

「Kasmy」の施工事例

調光フィルムKasmy-ハイフライヤーズ様不透明 調光フィルムKasmy-ハイフライヤーズ様

既設の格子のガラス間仕切りへ後貼り施工いたしました。
調光フィルムKasmyを施工することで、空間を広く見せたり、必要に応じてプライバシー保護を優先させることが可能です。  

その他の事例は以下のページでご覧いただけます。

その他のフィルム施工事例_ビーキャット

まとめ

調光フィルムには

先貼り施工
後貼り施工

という2つの施工方法があります。

・既設ガラス → 後貼り施工

・新設ガラス → 先貼り施工または後貼り施工

新規ガラスの場合は、工期に余裕があれば先貼り施工の方が見た目もコストもメリットが出やすいケースが多くなります。

その他ご質問・お問い合わせは、sales@bcast.jpまでお気軽にご相談ください。